 |

|
 |
地元である旧元町に生まれ育ち、私で四代目となります。 |
 |
 |
父親が平成元年に急逝したのを機に二十八年勤めた教員生活を退職し、この場所で珈琲店を開くことにしました。まずは珈琲の基礎・基本を学ばなければと思い、浅草の自家焙煎の『しゃん』のお店に頼み込み修行致しました。
そんなわけで四代目といえども教員時代はおもに子供の山車の太鼓の係のお手伝いでした。 平成四年から梅まつりの実行委員としてお手伝いさせていただいております。
平成の文化財として後世に残すために木造による美しい御本殿の建築にこぎつけた押見宮司さんの粘り強さには心強いものを感じております。
また氏子、崇敬会、神官さんはじめ、職員の方々に温かい心の気配りを感じております。 |
 |
 |
だからこそ、自然と盛りあげていきたいという気持ちが湧きあがってくるのです。この気持ちは皆さん同じだと思うのです。 梅まつりの実行委員長は以前、父もお受けしたことがあります。偶然ながら親子二代お受けしたことは驚き、かつ責任を感じております。
今年の梅まつりは前年の九月より、準備委員会、実行委員会を経て、二月を迎えました。実行委員には係分担があり、それぞれが責任を持ってやって頂いたことが、良い方向になり順調に運んでいきました。
また、今年は江戸開府四百年ということで、文京区を始め、湯島白梅商店会はもとより、上野中央通り商店会、御徒町通り会の方々にもご協力いただきました。御徒町駅前より、中央通り、春日通り沿いの街路灯に掲げられた梅まつりのペナントは見事でした。梅まつり期間中は、たくさんの人で神社の境内は賑わいました。
|
特に、文京区のご協力をいただき、江戸の三大富とみくじ籤の一つであった湯島天神の富籤を
チヤリティーで実施し、当時の様子を古式豊かに再現、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようでした。また、湯島神社祭礼連合会青年部の皆様による神輿の渡とぎょ御、これは今までになかったことでしたが、大変盛り上がりました。
梅まつりを楽しみに待っている方々が大勢いらっしゃいます。ご参拝の方、チャリティー販売の方、奉納演芸の方等、天候はいつの時でも気にかかります。
責任のある立場になり、物事を進めるにあたり、大変慎重になりました。責任の重さを今はひしひしと感じています。湯島天満宮夏祭り、菊まつりと大きな祭事が続きます。これからも湯島天満宮を中心にそれぞれの皆様と明るく、楽しくをモットーに、より良いまつりを目指して進んでまいりますので今後共皆様宜しくお願いします。(談)
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
●店名は、学生時代に知り合ったオレゴン州在住で、趣味がりんご栽培のポールバーチさんの居間のように、ということから名付けられたもの。波多野さんが、ストレートコーヒーをお客様のリクエストにより、淹れてくれる。店内は心地よい音楽が静かに流れ、琥珀色した懐かしい落ち着いたトーン。癒しの空間に、珈琲豆の芳醇な香りとほろ苦い味わい、ゆったりと時を忘れてしまうほど。 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |